ADHD診断書の取得完全ガイド|検査内容・費用・発行期間を徹底解説|シモキタよあけ心療内科|下北沢のメンタルクリニック・心療内科・精神科

〒155-0031東京都世田谷区北沢2-12-14Medicus KITAZAWA 6階A

03-6450-8682

初診用問診 初診予約 再診/カウンセリング
チャットバナー
メインビジュアル

ADHD診断書の取得完全ガイド|検査内容・費用・発行期間を徹底解説

ADHD診断書の取得完全ガイド|検査内容・費用・発行期間を徹底解説|シモキタよあけ心療内科|下北沢のメンタルクリニック・心療内科・精神科

2025年12月05日

ADHD診断書の取得完全ガイド|検査内容・費用・発行期間を徹底解説

ADHD診断書が必要になるケースとは?

ADHD診断書が必要となる場面は、思っている以上に多岐にわたります。

職場で休職や業務調整を申請する際、会社から診断書の提出を求められることがあります。特に精神的な不調による休職の場合、診断書は必須書類となるケースがほとんどです。また、障害者手帳の申請や障害年金の受給、自立支援医療制度の利用を希望する場合にも、医師による診断書が必要となります。学校や教育機関において合理的配慮を受けるためにも、診断書の提出が求められることが一般的です。さらに、就労支援サービスを利用する際や、転職活動において配慮を求める場合にも、診断書が重要な役割を果たします。

診断書には、診断名、症状の詳細、発症時期、治療内容、必要な休職期間や配慮事項などが記載されます。これらの情報は、適切なサポートを受けるための重要な根拠となるのです。

ADHD診断書を取得するまでの流れ

初診から診断までのプロセス

ADHD診断書を取得するためには、まず専門の医療機関を受診する必要があります。

精神科や心療内科、発達障害に対応しているクリニックが主な受診先となります。初診では、問診を中心に現在の症状や生活上の困りごと、これまでの経緯などを詳しく聞かれます。幼少期からの発達歴や学校生活、職場での様子なども重要な情報となるため、可能であれば家族や周囲の人からの情報も役立ちます。

診断には、心理検査や発達障害スクリーニング検査が用いられることが多いです。これらの検査により、ADHDの特性である不注意、多動性、衝動性の程度を客観的に評価します。検査結果と問診内容を総合的に判断し、医師が診断を下します。

診断書発行までの期間

診断書の発行までにかかる期間は、医療機関によって異なります。

一般的には2週間程度かかることが多いですが、即日発行に対応しているクリニックも存在します。ただし、ADHDなどの精神疾患の場合、初診日に診断が下せず、診断書の発行に期間を要することがあります。これは正確な診断のために必要なプロセスであり、複数回の診察や検査を経て慎重に判断されるためです。

急ぎで診断書が必要な場合は、予約時に「診断書が必要」「即日発行が可能か」を問い合わせることをおすすめします。会社や学校への提出期限がある場合は、余裕を持って受診することが大切です。

ADHD診断に必要な検査内容

問診と生活歴の聴取

ADHD診断の第一歩は、詳細な問診から始まります。

医師は現在の症状だけでなく、幼少期からの発達歴、学校生活での様子、職場でのパフォーマンス、人間関係の困難さなど、多角的に情報を収集します。ADHDは神経発達症の一種であり、幼少期から症状が存在することが診断基準の一つとなっているため、過去の情報が非常に重要です。忘れ物や遅刻の頻度、注意散漫さ、衝動的な行動、落ち着きのなさなど、具体的なエピソードを聞かれることもあります。

問診票には、日常生活での困りごとや症状の程度を評価する質問が含まれています。これらの情報は、診断の重要な根拠となります。

心理検査とスクリーニング検査

客観的な評価のために、心理検査や発達障害スクリーニング検査が実施されます。

ADHD評価スケール(ADHD-RS)や CAARS(Conners’ Adult ADHD Rating Scales) などの標準化された評価尺度が用いられることが一般的です。これらの検査により、不注意、多動性、衝動性といったADHDの中核症状の程度を数値化し、診断の客観性を高めます。また、知能検査や認知機能検査を行うこともあり、ADHDに伴う認知特性や強み・弱みを把握することができます。

検査結果は、治療方針の決定や職場・学校での合理的配慮を検討する際にも役立ちます。検査には時間がかかる場合があるため、余裕を持ったスケジュールで受診することが望ましいです。

ADHD診断書の費用について

診断書発行にかかる費用

診断書の発行には、一般的に費用がかかります。

診断書は保険適用外の文書料となるため、医療機関によって料金が異なります。一般的な診断書の費用は、3,000円から10,000円程度が相場とされています。診断書の種類や記載内容の詳細さによっても料金が変わることがあります。例えば、休職用の診断書、障害者手帳申請用の診断書、自立支援医療申請用の診断書など、用途によって必要な記載内容が異なるため、事前に医療機関に確認することをおすすめします。

また、診断書の再発行や内容の修正が必要な場合にも、追加で費用がかかることがあります。提出先の要件を事前に確認し、一度で適切な診断書を取得できるよう準備しておくことが大切です。

診察費用と検査費用

診断書発行費用とは別に、診察費用と検査費用がかかります。

初診料や再診料は保険適用となりますが、心理検査や発達障害スクリーニング検査の費用は、検査の種類や内容によって異なります。保険適用の範囲内で行われる検査もあれば、自費負担となる検査もあります。一般的に、初診から診断確定までに複数回の通院が必要となることが多く、総額で数万円程度かかる可能性があります。

自立支援医療制度を利用すると、精神科の診療費用の自己負担額が軽減されます。ADHD診断を受けた後、継続的な治療が必要な場合は、この制度の利用を検討することをおすすめします。

診断書取得時の注意点とポイント

診断書に記載される内容を確認する

診断書を受け取る際は、記載内容を必ず確認しましょう。

診断書には、診断名、症状の詳細、発症時期、治療内容、必要な休職期間や配慮事項などが記載されます。提出先によって求められる情報が異なるため、事前に必要な記載内容を確認し、医師に伝えることが重要です。例えば、会社に提出する休職用の診断書であれば、休職期間の見通しや復職に向けた治療計画が記載されていることが望ましいです。障害者手帳の申請用であれば、障害の程度や日常生活への影響が詳細に記載されている必要があります。

記載内容に不備や誤りがあると、提出先で受理されない可能性があります。受け取った診断書は、その場で内容を確認し、疑問点があれば医師に質問することをおすすめします。

診断書を早く取得するための準備

診断書をスムーズに取得するためには、事前の準備が大切です。

初診時には、現在の症状や困りごとをメモにまとめておくと、医師に的確に伝えることができます。幼少期からの発達歴や学校での成績、職場でのエピソードなど、具体的な情報を整理しておくことも有効です。可能であれば、家族や周囲の人からの情報も準備しておくと、診断の精度が高まります。

また、診断書が必要な理由や提出期限を医師に明確に伝えることで、優先的に対応してもらえる場合があります。急ぎの場合は、予約時にその旨を伝え、即日発行が可能な医療機関を選ぶことも一つの方法です。ただし、正確な診断のためには時間が必要な場合もあるため、余裕を持ったスケジュールで受診することが理想的です。

シモキタよあけ心療内科でのADHD診断

精神科専門医による質の高い診療

シモキタよあけ心療内科では、精神科専門医による質の高い医療を提供しています。

院長の副島正紀医師は、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、精神保健指定医の資格を持ち、東京都立松沢病院や稲城台病院での豊富な臨床経験を有しています。ADHDをはじめとする発達障害の診断と治療において、専門的な知識と経験に基づいた適切な医療を提供しています。また、公認心理士、臨床心理士の資格を持った専門スタッフによるカウンセリングと発達障害スクリーニング検査も実施しており、薬物療法だけに頼らない包括的な治療を行っています。

診断書の作成は当日対応が可能であり、休職・復職のサポートや診断書・傷病手当等の書類作成にも迅速に対応しています。

アクセスと予約の利便性

シモキタよあけ心療内科は、下北沢駅から徒歩1分という好アクセスに位置しています。

京王井の頭線(中央口改札)、小田急線(東口改札)のどちらからも徒歩1分で、通院の負担が少ない立地です。完全予約制を採用しており、ウェブやアプリから24時間予約が可能です。当日予約にも対応しているため、急な症状の悪化や診断書が必要になった場合でも、柔軟に対応できます。受診を迷われている方は、専門の看護師が電話で病状を伺い、適切なアドバイスを提供しています。

診療時間は月曜日から土曜日の10:00-13:00と14:00-19:00で、最終受付は診療時間の15分前までとなっています。キャッシュレス決済にも対応しており、事前にクレジットカードをアプリ(デジスマ)に登録すると、会計を待たずに帰ることができます。

まとめ

ADHD診断書の取得には、専門の医療機関での診察と検査が必要です。

診断書は、休職や復職、障害者手帳の申請、自立支援医療の利用、学校や職場での合理的配慮を受けるために重要な書類となります。診断までには問診、心理検査、発達障害スクリーニング検査などが行われ、一般的に2週間程度の期間がかかりますが、即日発行に対応している医療機関もあります。費用は診断書発行費用が3,000円から10,000円程度、診察費用と検査費用が別途かかります。

診断書をスムーズに取得するためには、事前に症状や困りごとを整理し、必要な記載内容を医師に明確に伝えることが大切です。シモキタよあけ心療内科では、精神科専門医による質の高い診療と、当日の診断書作成が可能です。下北沢駅から徒歩1分の好アクセスで、ウェブやアプリから24時間予約ができます。

ADHDの診断や診断書の取得でお困りの方は、ぜひ専門の医療機関にご相談ください。適切な診断と治療により、生活の質を向上させることができます。

詳細はこちら:シモキタよあけ心療内科

著者プロフィール 

シモキタよあけ心療内科 院長 副島正紀」

〜こころに、よあけを〜

【資格・所属学会】

認知症診療医

日本精神神経学会 精神科専門医

日本精神神経学会 精神科指導医

精神保健指定医

TOP