「こころに、よあけを」
医師として12年、大きな精神病院から小さなクリニックまで、
幅広く医療現場を経験してきました。
多くの患者様と話し気づいたのは、病気の重さに関係なく、「この苦しみからいつ抜け出せるのか」という悩みを皆さまが抱えているということでした。
辛い気持ちに「軽い」「重い」はありません。
「この程度で受診していいのか?」と悩む必要もありません。
できるだけ受診のハードルが低いメンタルクリニックを目指そう、という思いで開業を決意しました。
「よあけ」という言葉は、真っ暗な夜に、ひとすじの太陽の光が辺りを照らし、気づけば明るくなっている様なイメージを込めています。
人は苦しい時、頭の中は悩みで一杯になり、ひとりでは希望に目を向けることが難しいように思います。
当院では、患者様それぞれの「よあけ」を目指すべく、専門家としてサポートしたいと考えています。
下北沢は私の地元であり、祖父がクリニックを開業してから私で3代目となります。
思い入れのある地域のメンタルヘルス問題に取り組み、貢献できることを心より嬉しく思います。